ARCUSAFLEX-VSK couplings
アクサフレックスVSKカップリング


カルダンシャフトに最適なフレキシブルカップリングーアクサフレックスVSK

カルダンシャフト(プロペラシャフト)は、巨大な軸偏位が発生する駆動マシンや、駆動側と被駆動側の距離が極めて長い場合に使用されます。 カルダンシャフトによって回転中に周期的な振動が、取り付け状況によっては発生します。その上、このカルダンシャフトはねじれに対しては、極めて柔軟です。このような状況では主駆動装置と被駆動体の間に共振が発生します。

主駆動装置が内燃式エンジンのケースでは、柔軟性の高いアクサフレックスVSK(以下AC-VSK)が、駆動装置を過負荷から保護するためにも最適です。フレキシブルなAC-VSK は 共振を許容速度以下に転嫁し、なお且つ両振りストレスを受けて発生する変動トルクによって発生する共振をも、エンジンが耐久できるレベルにまで減衰させる能力を持ちます。

AC-VSKは,エンジンフライホイールに連結され、カルダンシャフトの駆動体の運動を先導する働きを行います。AC-VSKは内部にラヂアルスラストベアリングを搭載しており、カルダンシャフトの重量やそれ自身が発生する反力を吸収します。


アクサフレックスカップリングの特徴

●線形のねじればね特性
●ねじれ強度に応じて数種類のエレメントを選定可能
●摩擦ダンパーによる優れた減衰機能
●カップリング内のベアリングサポートはメンテナンス不要
●カルダンジョイントに接近配されたラジアルベアリング
●カルダンシャフトに応じた取付部はSAE規格に準拠、それ以外の規格品も対応可能
●ハウジング内の高い柔軟性を持つエレメントによって、コンパクトなデザインを実現
●外から監視可能なフェイルセーフ設計


アクサフレックスVSK 各部名称、動作原理


番号
名称
番号
名称
1
カップリングフランジ
4
スラストベアリング
2
カルダンシャフト連結フランジ
5
ラバーエレメント
3
ラジアルベアリング
5a 5b
エレメントディスク

アクサフレックスVSK ... F2は内燃式エンジンのフライホイール取付け用に設計されております。カップリング標準品のフランジ1は、 SAE 規格のフライホイールに連結が可能です。

ゴムと金属の複合設計によるカップリングエレメント部5は、取付け時の間に、スラストベアリング4へ働き、軸方向プリロードを行うために表に出ます。カルダンシャフト取付けに使用される出力側のフランジ2は精密にセンタリングされており、スラストベアリング4とラジアルベアリング3の作用により消耗とは無縁です。

ベアリングサポートは固定されており、カップリングの動力的作用はラバーエレメントのプリロードによって、さらに向上します。しかしながらこの製品の最も際立ったな特徴は,摩擦ダンパーによる高い減衰能力です。



詳しくはカタログをご覧ください。→〔pdfカタログダウンロードコーナーへ〕

竹田商事(株)
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