TOK coupling system
TOKカップリングシステム
テストベンチに最適な高フレキシブルカップリングーTOKカップリングシステム
通常、テストベンチでは、アプリケーションごとのモーターの仕様、テスト条件の違いに応じて、テストベンチ用シャフトを何本も準備する必要があります。
フレキシビリティーの高いTOK-ZWカップリングシステムはモジュラー構造になっており、カップリングエレメントを交換することで、容易にねじり剛性を変えることが可能です。
ラバーエレメントは、金属製のインナーリングとアウターリングに加硫されています。これにより、ラバーエレメントはリング内に固定され、高速回転時でも、ラバーが遠心力により拡張、破断すること無くカップリング内に留まり、伝達トルクの損失を防ぎます。
TOK-ZWシステムでは、テストベンチシャフトも供給可能です。これは伸縮用スペーサーを搭載したものや、等速ジョイントを搭載したものがあります。
TOKカップリングシステムの特徴
●軸方向、円周方向、偏角方向のミスアラインメントを吸収可能
●2つのエレメントの組み合わせで、よりフレキシブルなカップリングを構成することも可能
●セルフセンタリング、ノンバックラッシュ、メンテナンスフリーを実現
●フランジはDIN規格、スパイサー規格のいずれのボルトパターンにも対応可能
●シャフト用スペーサによって、シャフト長のバリエーション化を実現
●高速回転にも対応
●アルミニウム7075を使用することにより、システムの軽量化を実現
アプリケーションとデザインの例
A. アクサフレックスVSK - プロペラシャフト連結タイプ - 標準的アプリケーション
●フレキシビリティーの高いアクサフレックスVSKとプロペラシャフトとのコンビネーション例
最大回転数n
max
=5500rpmまで使用可能
B. TOK-ZWと中間シャフトとのコンビネーション〜ねじりバネ定数が低いケース
●フレキシビリティーの高いTOK-ZWカップリング2個と中間シャフトで、エンジンダイナモメーターを連結
軸方向、円周方向、偏角のミスアライメントが発生する時に、カップリングはプロペラシャフトの様な働きをします。
低いねじりバネ定数で高いフレキシビリティーを実現します。
最大回転数n
max
=6500rpmまで使用可能
C. TOK-CVと等速ジョイントシャフトのコンビネーション〜高速回転のケース
●フレキシビリティーの高いTOK-CVカップリングと等速ジョイントシャフトのコンビネーション
高速回転に向いています。
最大回転数n
max
=8000〜10000rpmまで使用可能
この他にも、お客様のニーズに応じて、多種多様なソリューションをご提供いたしますので、詳細につきましては、弊社までお問い合わせ下さい。
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