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科学の発展と共に歩んだ20世紀、環境汚染が大きくクローズアップされる今日、環境保護が世界共通のトレンドとなりました。
タイユ株式会社は「自然に優しく、人に優しく」を企業コンセプトに油剤のロングライフ化による自然保護や非塩素系油剤、生分解油剤、低ミスト油剤など環境に優しい製品開発に努めています。そしてまた、火災予防や油剤のリサイクルシステムの開発など、自然保護そして職場環境の改善や安全性の工場を企業理念として全力で取り組んでいます。
タイユ製品群
- ハイチップ（水溶性切削油）シリーズ
いつまでも透明！腐らないクーラント！
NC-21に端を発したタイユオリジナル製品、透明型切削液は混入油分離性や切り粉分離性及び抗菌性により腐敗が無く、液がいつまでも透明で、作業環境改善が評価されて、現在ではベストクーラントとして日本国内外で広く使用されています。特にその耐腐敗性、温度や湿度が高く日本よりも過酷な環境のアジアでの使用で実証されています。
透明型は、粉塵処理が大変で錆も出やすい鋳物以外の加工にも使用したいとのご意見を多数寄せられたことから、鋳物に限らず鋼やアルミニウム等を加工できる製品を開発し、現在では幅広く切削加工に使用されています。
- 素早い沈降性
微分切粉、カーボン等を素早く沈降させるので、液が汚れません。
- 強力な分離性
液と潤滑油を完全分離するため、透明性を持続し液の劣化を防ぎます。
- 耐腐敗性・防錆性
タイユが独自に開発した抗菌型の切削液です。FMSの鋳物加工ラインにおいて、一年以上腐敗せずに使用されています。
- 何にでも使用可
切削液、研削液、洗浄液、防錆液、としても使用できるマルチタイプです。
- S・Nカット（不水溶性切削油）シリーズ
切削油は一般の機械潤滑では起こり得ない状況下で使用される関係上、潤滑に使用される添加剤が多岐にわたってきます。その中で塩素極圧剤は広範囲な潤滑条件に対応できるため、切削油に多用されてきました。反面、高熱時の塩素ガスによる錆の問題や燃焼炉損傷問題がありました。
この塩素に関わる問題に対し、タイユでは塩素を使用せずに潤滑性を高めた切削油の開発に早くから取り組んできました。特に水溶性切削油におきましては、腐敗がなく液の汚れもない切削液の開発により、液の交換頻度を減らして廃液を削減することに成功しています。
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